KiKiさんのところで、フラ語学習者に非常に恐れられていることがわかった「接続法」 または、「バカ殿法」。「アィーン法」。「シムケン法」 などとわたしは呼んでいます。(なぜなら、活用が「アィーン」と横にずれる音になることが多いので:
ex. Ah, mon dieu! il faut que je m'en aille! (うわ、しまった、行かなくちゃ!)→ allerのsubjonctif. 1e pers. sg(一人称単数)は「アィユ」と発音されます。
だいたいから、日本語にすると文法の単語っていうのは何であんなに恐ろしげになってしまうのでしょう?たかだか「スブジョンクティフ」の分際で。もっさりした発音は12・3世紀から持ち越した古墳並みの古さなのに! 実際、アィーン法は日常生活でよく使われますが、使われるパターンは限られています。 それさえなんとなく覚えてしまえばあとはもっさもっさと発音を楽しむべく、使うに限ります。
というわけで、現在製作中の課題は、「Subjonctifなんて怖くない!」をテーマにしました。何をサポートとして使うと思いますか?
On connaît la chanson.
日本では「恋するシャンソン」というタイトルになっているフランス映画です。 このびっくり箱のような映画は、あらゆるレッスンに使えるFLEの指導者にとってありがたーい素材だと思うんですが・・・あんまり使っている例はないみたい。 もったいないなー。
この映画を見ると、少なくともアィーンのパターンが3,4種類は学べます。 接続法学習を中心にこの映画を通してフランス語を磨く、という授業プランを作っています。実際にこの経験を元にクラスを持つのが楽しみ。うふふ。 こちらにも時間があれば経過を報告できるかな。。。 今日は抜粋部分を原稿に起こすのに半日かかってしまって肩こり・・・。 オディール役のサビンヌ・アゼマの一言がどうしても聞き取れずに半日かかってしまったよ・・・。昨日もヨガし損ねたし、今日は絶対やって寝よう。