Bonne chance ! (Good luck !)
早いものでもう11月もあと2日で終わりです。
またこれを言う季節がやって来ました・・・「師走でごわす」。
EXTENSION 58の皆さんは本日仙台へ遠征。
盛り上がるといいですね!この間朝届いた虹を幸運のお守りに。
EXTENSION 58、年末にJUNKBOXで楽しそうなカウントダウン・パーティーに参加なんだそうです。
CLUB JUNKBOX &
COLOUR SCENE presents
COUNT-DOWN-NEW YEAR
PARTY 2009-2010
クリックで大きく表示
OPEN : 2009/12/31 19:30 START : 20:00
チケット : ¥1,000 (2d別¥500)
INFO : 新潟CLUB JUNKBOX 025-229-1494
わたしもこちらでBonne année 2010 ! と叫ぶ予定です。Do ! The Rock'n roll ! Yeah !
フニオチ自転車生活
20h dans la cuisine
Le ciel français de 20h
お詫び 本日17時頃より、サーバー障害にてe-cor(エコール)フランス語コミュニケーション教室のHPが閲覧不可となっておりました。 先ほど確認をしましたところ、通常通りご覧いただけるようになっております。 大変ご迷惑をおかけいたしました。 10年間位乗り続けていたオンボロの自転車が行方不明になってしまったので、昨年新しいのを購入しました。 どうやら男性サラリーマンをターゲットにして作ったらしいのですが、光の具合で深いパープルに見える黒色の自転車なので、買うのは女性ばかりだとお店のおじさんが苦笑していました。 確かに、A4書類を入れたバッグをそのまま入れられるように横長の籠だったり、結構重い(転んで下敷きになったら自力で起き上がるのは大変かも)ところに男性向けを感じるのですが、ちんたら走るのが嫌いな私にはスピードが出てくれるのであれば多少の重さは上等なのです。 オートライト機能も付いています。一定の暗さで自動的に点灯する、あれ。 短いトンネルなんかは重宝するのですが、曇りの日に普通の道を走っているとライトがついていることがあります。そうすると、必ず道行くおばちゃんに 「ライト点いてますよ!」 と、注意されます。 今日も、ヨーガに向かう道で犬の散歩をしているおばちゃんに注意されました。 いつも咄嗟のことで「いやこれは自動で・・・」という言い訳が出てこなくて、しかもスピードが速いから言い返そうと思った時にはもうだいぶ通り過ぎてしまっています。 だいたいいつも同じようなところで注意されているような気がして、ひょっとして同じおばちゃんなのだろうか・・・と、ふと今日は気になってしまいました。 しかも、毎度言い返せない(3戦全敗)のでこちらのフニオチゲージは溜まる一方です。 あの「点いてますよ!」には、「このエコの時代に無駄な電気を点けて!」という憤慨と、「この昼行灯め」とあざけりに近い響きと、「私は親切に言ってやった」というしてやったり感が複雑に絡まりあった妙音で、そもそもこの人に「自動なんです!」と口答えすること自体間違っているんじゃないか。 ・・・この思考回路、ロケットマン・ショーの聴きすぎなのかも。まったく誰のせいだか。 今日はフランスにもフランス語にも何も関係なかったので、せめて写真だけフランスの空にしておきました。
カンガエチュウ・・・
麹アイス日和。
「本日はお日柄もよく。」
アイスが食べたくなるほどです。
なので、朝のアトリエが終わった後、古町麹製作所のアイスをおやつに買うことに。ここ、一度試してみようと思いながら指をくわえて前を通り過ぎること数え切れなかったのですが、やっと念願叶いました。
白い麹のやさしい味がするアイスで、ほんわかしました。前々から麹は気になるやつでして、麹酵母を作ってパンを焼きたいと思って1年が経ちます・・・自分自身の管理もままならない今の状態で、酵母の面倒を見る勇気がわかず、干し葡萄から遠ざかってあっという間に1年。狂ったように酵母ちゃんと格闘していたあの日々はなんだったのだろう。
暇だったのだろう。単に。
なんだか、周りに影響されて「創作」がしたいなぁとうずうずしているのですが、フランス語の授業を作る以外の創作で何かやれるものを探している状態。いや、やりたいことはぼや~っとあるのですがね・・・
今日のクローズアップ現代は「言語力」をテーマにしていました。
「筋道立てて考えて、それを言葉にして相手に伝える」という力が不足している。なぜなのか、どうすればいいのか?という話。
ecorでは、「どう感じますか?」「どう思いますか?」「どうしてですか?」という質問をよくします。文法ひとつ取っても、ここが間違っている、と、いきなり指摘をしないで、できるだけ「どこかがおかしいです。どこでしょう?どうしたらいいでしょう?」と謎解きをギリギリまで自分でやって頂くように気をつけています。人によってはイラっと来るかもしれませんが、そこはしれっと気づかない振りをしつつ・・・
これは、私の師匠軍団のひとり、K先生の
「(フランス語のあらゆる)間違いは、『ま、いっか』というところに現れる」という言葉にヒントを得たもの。
外国語学習というのは、「終わりなき自己点検」とも言える作業で、書いたりしゃべったりしながら同時に文法・スペル・修辞のチェックをし続けることで成り立っています。この点検作業を途中で投げ出して、「ま、いいや」と思った瞬間に間違いが露呈する。
レベルが低いうちは、一言発する前に10考えなければならずへとへとになるのですが、レベルが上がれば上がるほどそれが無意識下で自動的にできるようになるので楽になるのです。だからこそ、普段から自分で間違いを見つけられるように慣れておくことが必要なので、自力で訂正できるように地道に「まちがいさがし」をやってもらっています。
模擬面接で、消防士志望の男の子が、それまで志望動機などを覚えてきた通りロボットよろしくぺらぺら話していたところ、突然、自分の出身地を紹介してくださいと試験官に言われて完全にフリーズしてしまう、というシーンが先の番組の冒頭にありました。
日本人特有だなぁ・・・
コメンテーターの鳥飼玖美子さんが、そういう時は「考えてもみなかった質問で、少々驚いて考えが上手くまとまるかどうかわかりませんが・・・」などと、言葉をつないで埋めながらその間に何か考えなさいとアドバイスしていましたが、これは彼女のように欧米語が堪能な人ならではの意見でしょう。
フランスでは、一般的に相手が居るのに沈黙するのは失礼に当たる行為となります。
「Le silence est d'or (沈黙は金)」という言葉は、フランス語にもありますが、実はその前に付くのが
La parole est d'argent (言葉は銀)
なのです。つまり、話術を持っているのに越したことはない、という前提での沈黙は英知を表すことができる。
空っぽの沈黙を奨励しているわけではないし、まして言いたいことがあるのに黙っているのは卑怯かアホか、どちらにしろ人並みの気遣いのできぬ奴という評価を与えられてしまいます。※追記参照↓
だから、フランス人はいちいち自分がやっていることを口に出して解説したりするのだ、と納得がいってからは、授業中に先生が「今私は今朝このカバンに用意したはずの皆さんに配る資料を探しています」といいながら自分のバッグの中に顔を突っ込んでがさごそしているのを見たりしても、「見つかるといいね」と思えるし、
電話の向こうで電話会社のオペレーターが「今あなたの名前をキーボードで打っていますよ~」と言うのを聞いても、「ごちゃごちゃ言っとらんで、早いこと私の顧客名簿を見つけてさっさと処理してくれ!」と腹が立ったりしなくなりました。
いい見方をすれば、常にエンターテナーであれ、という芸人魂のようなものがフランス人DNAには刷り込まれているのかもしれません。
文化が違うと沈黙のスタンスも変わってくるんですね。
とはいいつつ・・・日本人が昔から推奨する「不言実行」ってのは案外嫌いではなくて、誰の意見でも偏見なくじっくり聞き、沈黙の中からさっと解決に立ち上がる人というのは金色に輝いて見えたりします。
私なんか、すぐ「あれってこうじゃない?」「あ、でもこうも考えられるかもね」などとぴょいぴょい口から思ったことが飛び出てしまい、回転が速すぎてカラカラ空回って、人が話していることを注意深く聞いていなかったり、自分の思いつきに夢中になって上の空になっていたり、白い麹のような味わいが出るには、まだまだ修行がたりませ
ん。
.........................
追記。
「沈黙は金、言葉は銀」について。
昔は金より銀の価値の方が高かった、という説があるそうです。それを考慮すると、やっぱり黙っているよりきちんと話すことの方がベターだと考えられていたのかもしれません。
ただ、このことわざがいつできたのかによってはコンテクストが逆転する可能性も。
いずれにせよ、フランスでは黙っているのは卑怯者、というイメージがありますね。
ともだち
「友達のうた」 まさなお&ザ・ナンセンス
中古で掘り出し物を発見して興奮していた昨晩だったのですが、ジャック・プレヴェール×ジョゼフ・コズマのレコードよりも、アンナ・カリーナの映画挿入曲を集めたアルバム(しかもあのKaterineとコラボした曲がボーナス!!)よりも、はい、と渡された
「友達のうた」
です。
まさなお&ザ・ナンセンス
です。
ぶっちぎり。
ノートに縦書きで書いた歌詞をそのまま歌詞カードとしてつけて欲しい、とリクエストしたいです。
年末、やりますよね、これ?!「恋するスピリッツ」もね!
いいなぁ・・・
昨日は、この「友達のうた」がテーマソングとしてぴったり来るものでした。色々なつながりがクロスしてひとつの小さな塊になるって、いい。「友達になった!」ってわかる時って確かに飛び上がりたくなっちゃうもんね。「放課後うちに遊びに来ない?」って言う時は緊張するしね。
「類友」って、昨日上がっていた「おしゃれ」の話だとか、言わないけどお互いに匂いわかるよね、っていう部分で何となくほんわか好意を持つものですけれど、昨日集まっていた人々というのは、本当にみんなすごくシャイで気を遣う人々で、「ああもう!」という位心優しくて、好きです。
そういう人たちに「よかったね」「やったね」ってにこにこして貰えると、倍幸せになります。
一緒に喜ぶことができる人ってすてきだな、と思いながらFREEを2本空けました。
で、昨日帰る時も、今日も(寝不足と例の8号線往復の疲れもあるけれど)、そこはかとなく二日酔いっぽいんですけど・・・
アルコール摂取ゼロなんだけど・・・
実は雰囲気に酔うタイプだったんだろか???
アルコールチェック受けたらひっかかりそう。
ピーター・バラカン:出前DJ at 高田世界館 Part 2
Entre la tension et la détente (緊張と緩和の間で)
色々な意味で、濃密なウィーク・エンド・・・
ピーター・バラカンさんの出前DJ at 高田世界館を見に、上越まで行ってきました。
といっても、私が運転したのは新潟⇒三条間だったのですが、短距離ドライバーの私にとって一時間の運転は、ある意味新潟マラソンに匹敵するチャレンジ以外のなにものでもなかったです。
しかも、涼しい顔をしてあのおっとろしい1号線を走らせる助手席のナビ君・・・
「緊張がこっちにもひしひし伝わってきたなぁ」
そりゃ、あのうねうねとカーブだらけで、片側土手、対向車線からはでっかいトラックがはみ出してごんごん走って来るという、転げ落ちるかすりつぶされるかの二者択一の中を一時間も走ったのだから、当たり前です!!!
(他の人に話したら「うわ、それはムボウな」と同情されました。)
さて、この日は雲ひとつない青空で、太陽がじりじりとまぶしい午後のドライブになり、暑ぅ!と一同がゆるゆるになって到着した高田だったのですが、出前DJが始まってからしんしんと底冷えに襲われることに。
ピーターさんのお話も音楽もDVDも本当にすばらしかったのですが、あまりに寒くて頭がぼぅっとなり、「寝たら死ぬぞ!」という雪山遭難状態で、一部記憶がありません・・・そんなまだら脳で参加するのは本当に申し訳ない位、内容は充実したものでした。
と、言っても、音楽に疎い私なので「へ~」「ほ~」と聴いているだけだったのですが、周りは全てコアな知識を持つ音楽ファンの方々で、例によって1時間延長したピーターさんがレアなDVDを見せてくださるというと、あちこちから様々なリクエストの声が飛びました。ピーターさんは飽きさせない話題で私たちを魅了してくださり、くリクエストにも、終わった後のサインや写真にも快く応えてくださり、みんなが「また是非来てください!!」といいたくなるのがよくわかります。
私もサイン入り「ぼくが愛するロック名盤240」片手にちょっぴり勉強したくなりました。
あまりにも寒かったので、帰りに近くのラーメン屋さんに飛び込んで「鬼なんとか(←忘れた)」という恐ろしく辛そうな名前のラーメンをたべて縮んだ血管を緩めました。
帰り道、いわゆる「ドラえもんのしっぽ」に当たる部分が何かの拍子に引っ張られたようで、完全に機能停止・・・
寝不足の翌日もなんとなく晴れていたので、「chasser aux feuilles rouges (紅葉狩り)」をしに行き、かねてから気になっていた見附のだんごやさんを探すものの、物産展があって臨時休業・・・ごまだんご、食べたかったな。
翻訳の締め切り明けだったので、精神的にも体力的にも完全オーバーホールの2日間でした。
そして、うとうとまどろんだ後に待っていたのは、自力で帰らなければならない上に、地図を自宅に忘れてきたという残酷な現実・・・(←ナビなし)
夜道の1号線はさすがに危険だということで、8号線でおかえりと、手書きの地図で曲がるところをレクチャーしてくれるナビ君を横目に、そんなことなら最初から8号で来ればよかったのにと100回位心でつっこみつつ、再びがっちりハンドルを握ってすっかりゆるモードが解けて帰宅したのでした。
Hymne a la vie
This Is It.
お蔭さまで1時間03分53秒でゴールできました。
総合1033人中461位、種目順位は637人中267位でございました。
雨降らなくてよかった~!
前日にMJの「This Is It」を見てテンションを上げる→新潟マラソン完走
というシナリオが仕組まれていたのですが、その目論見どおり(?!)
マイコーで涙し、アゲアゲでゴールまで突っ走ったのでした←単純。
それにしても、「This Is It」は本当に良かった・・・。
I Can’t Stop Loving Youで涙、ラストのMan In The Mirrorで号泣でした(私だけ)。
スタッフとかバックダンサーはみんなMJのために持てる力を注ぎ込んで、楽しみに楽しみに初日を待っていた、それを考えるとマイケル急死のニュースをどんな思いで受け止めたんだろう、受け止め切れないんじゃないだろうか・・・などとせつなくなってきます。
そういうバックヤードのドキュメンタリーとしても、普段は見ることができないマイケルの姿や、彼自身の実力・才能を裏付けるドキュメンタリーとしても、そして、ショーの壮大なコンセプト、それを実現させるために終結したプロたちのドキュメンタリーとして、秀逸な作品だったと思います。
あとは、ムーンウォーク付きビリー・ジーンのリハーサルがあったら最高だったけど。。。というのは求めすぎですね。
マラソン後、サービスの無料券を使いに久しぶりに銭湯に行きました。何年ぶりでしょう。多分10年ぶり位かも。
先週の「美代子阿佐ヶ谷気分」以来、思考が西荻・阿佐ヶ谷方面にふわふわしているのですが、沼垂気分もなかなかどうして心躍るものでした。
一時期、自分が好きで始めた仕事ながらも、その肩書きの持つイメージと本来の自分とのギャップをもてあましていました。でも、最近はもうそれもなんだかどーでも良くなり・・・
Je suis comme je suis
Je suis faite comme ça
Quand j'ai envie de rire
Oui je ris aux éclats
...
あたしはあたし
こんな風なんだものあたし
笑いたくなったなら
はじけるように笑いだすの
...
Jacques Prévert, Je suis comme je suis
ジャック・プレヴェール「あたしはあたし」より 抄訳@まり