舞台裏、いろいろ。

沢梅カフェ
沢梅カフェ

 北方文化博物館、再び。

ume
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昨年末から、ご縁のある北方文化博物館。 6月にある園遊会の打ち合わせに行って来ました。 今年のテーマは「ナント・ブルターニュ」ということで、このテーマのプレゼンを担当させていただくことに。その他、当日作るカフェでは、「本気の」フランスカフェ(フランス「風」ではない)ということで、メニューを考えてみたり、マルシェやBGM、プログラムなどについて、製作チームの皆さんとアイデアを出し合ってきました。 すっごく面白いことになりそうです。 様々な分野のエキスパートが集まっているので、勉強になります。みんな博識です。

 やることはとことん地味なのですが、舞台裏というのは、とにかくわくわくします。

劇団にいた時には同期に男性が少なかった為、針やらアイロンやらの合間に「タタキ(大道具を作ること)」にも参加していたので、今回必要とあらば、いつでもマイ金槌持参で行く意気込みです(笑)。

みんなで何か作るっていうのが、楽しいんだよね。作るものがおっきければ、おっきいほど。

そして、前々から話があった新潟・フランス協会会員限定のフランス語講座がいよいよ始まることになりました。こちらも、本日フライヤーをほぼ完成させたので、まもなく告知できると思います。焼きたてのパンとカフェ付き。ムムム~ソソリマス。

昨日は、退院してから始めてヨーガしに行って来ました。 入院中も退院後もひとりでやっていたんだけれど、やっぱりちゃんと先生や仲間と一緒にやると効きます。 どうも身体がねじれている気がするんだよね~と話したら、軽くねじれを治してもらえました。 左のほうに上半身を引っ張られたら「ゴキゴキゴキバキキ!」と、物凄い音がして、身体の詰まりが解ける。ちょっと忙しくなるともうこれだ。 いや~よかった~♪と鼻歌でスキップしながら帰ってきたのですが、翌日の今日、久々の太陽礼拝12回の成果か、筋肉痛でヨタヨタしております・・・。  この後、吹雪になったのでした・・・。同じ吹雪くなら、 桜吹雪きの方がよかったなぁ。(写真は梅)

Le ciel nocturne ondule...

退院して初めての診察。肺の影は復活していなかったので、ほっとする。 ただ、これから慎重に薬を減らしていくので、やっぱり少し時間がかかります。 アトリエDELFでモーパッサンをやるので、久しぶりに読み返してみました。 思えば、原語を読む苦しみを忘れて夢中になったのがこのLe conte du jour et de la nuitだったっけ。短編とはいえ決して易しくはないけれど、この人の、印象派の筆が描く風景の鮮やかさ、心地よい裏切りのある「chute(オチ)」、フランス語をやっていてこの世界を知らないのは本当にもったいないと思う。 ことば、というものを、わたしは信用していない。信用するのが怖い。 結局、記号に過ぎないものをどれだけ精製しても、ひとつの呼吸には勝てないと思っているから。 けれど、放たれた記号の塊たちが、整然と並びながら獰猛に飛び込んで来たものだから、考え直さなくちゃならなくなった。 意味を語り、同時に無意味で、切り取られた現実が夢のように現れる。恐るべき大胆さで、おずおずと存在する。 そうして、いくつかの青い羅列に切り裂かれたわたしは、あっと言ったまま、息を呑んで動けずにいるのです。