Nec sine te, nec tecum vivere possum.

日々是々 フランス語とわたしの冒険
Nec sine te, nec tecum vivere possum.
Cette règle vous semble-t-elle juste?
ものさしが、柔軟かどうか。
その「ものさし」、あなたの心にぴったりきますか?
と、問いたくなるようなことが色々あります今日。
正義も思考停止のひとつになっていることに気づかない。
でも、思考がはっちゃけてしまっても、やっぱり困る。
母の結婚式に頭から納豆のたれをかけて反逆精神を体現し、お店の人に追いかけられました。夢の中で。
夢の中の母は微妙に別人で、父はいないことになっていて、わたしと共に腹をくくって(というか、実際私がそそのかされていたような感覚が残っている)納豆のたれを頭からかぶって逃げてくれた彼は、いったいどこの誰だったのだろう???
読んでいる本のせいで自虐的なのはわかるけれど
(例のカラマーゾフ、昨日眠りにおちる前に読んでいた部分は、リーズが自分の指をドアにはさんでつぶすシーン)
夢の中でかなりヘタレな表現(なっとう)に摩り替わっているところがなんとも切ない限りです。
言いたいことが色々あるのだけれど、いまいちはっきりしない。こういう時は黙って、言葉のかけらが下まで落ちて思考の水がクリアになるのを待つ。
定規はフランス語でrègle。 決まり、規則のこともさす。
この記事で、201記事書いたことになります。色々と節目だな。
春はあけぼの・・・
e-corのアトリエでいずれは使うために新しく手に入れた教科書、Edito B2というやつ。
DALFのB2だから、相当ハイレベルです・・・。 ていうか、私は本当にDALFよく受かったよなと、この教科書を見て思ったり・・・。でも、全体的に見てかなり使える教科書だと思う。
CDが2枚付いているのですが、会話でよく使うフレーズ
Qu'est-ce que t'en penses? (どう思う?)
Bien entendu, (言うまでもなく)
なんていうちょっと高度な言い回しの聞き取りが入っているのですが、どうしてもひとつ聞き取れないフレーズがあって、ショックを受ける。言い回しを知らなかったから、何度聞いても「???」
Tout juste, Auguste !
『そのとおり』という意味なんだけれど、なんでアウグスティス?(フランス語でアウグスティスのことをAugusteと書いてオギュストと読みます) と、表現辞典を探したら、ただの語呂あわせだった・・・。
justeとAuguste (ジュストとオギュスト)
「正しいね、ただし君」みたいな感じ・・・?うわあ・・・なんか書いてて恥ずかしい・・・
なんだこれは、ひょっとしてオヤジもびっくりのダジャレすか?!
こんなん、手に負えないオヤジギャク連発のバベ氏(ナント時代にお世話になった)の口にさえ上らなかったぞ?!
表現辞典には更に、「同様にTu parles, Charles」。
このやるせなさ・・・なんというか、せつなくなってきます。
訳せと言われても、とっさに訳が出てこないことにそこはかとなく安堵感を抱きつつ(Tu parles ! は『よく言うよ!』とか『またまたぁ~』とか、『まっさか~!』という意味)。
この間、図書館で「このダジャレで生き延びろ!」という本を見つけたことを思い出した。
あの著者ならうまい訳を難無く思いついてくれるかもしれない。
でも、「このダジャレで即死!」になる可能性濃厚だな。
Edito B2, 実はコテコテのネタ満載かもしれない・・・そんな予感に戦慄が走りました。
あ
思いついちゃった。
「冗談だろ、ジョーダン君!」
ヤバイって・・・。
今日のéquation(方程式):変態+馬鹿=フランス。
ちなみに、今日の土曜日のアトリエのキーワードは「エドはるみ」・・・。 グーのほうではなくゴォーのほうです。
・・・「発音」はまだ来週も続きますから、お休みだった方はご心配なく。
風邪がまた流行っているようですね、お大事に・・・。
この間、SM度がわかるテストというのをやらせてもらったら、私はどちらかと言えばややM気味だけれど、はじけることができないので深みにははまらないらしいということがわかりました。相手次第では開花することもあるかもしれないです。開花って。
その代わり、アブノーマル度は軽く平均超えしているので、変態らしい。
そう言われても、実感わかないけど(わいたら怖い)。別にフェチとかないんだけどなー。
でも、Sじゃなくて良かったですね、私。生徒さんにとって。 何を言っているのだという冒頭になりました。
どうも、最近ダークなエロに心惹かれます。ベタにボードレールが読みたくなる。 というよりも、私自身の方向性としてハイトクとかインビとかタンビとかゾンビとかは特に食指が動かなかったので、知識がかなりステレオタイプ。 フランスの文豪は変態と紙一重の人が多いのでこういう時便利なのだけれど、誰がいいんだろうなー。アモールにたくさんありそうだけど、フランス語でエロが読みたい。
やっぱり何をいっているのだという展開になりました。 そういえば、去年から「カラマーゾフの兄弟」亀山郁夫訳版が面白いというので、図書館で借りて読んでいます。現在第4巻、佳境です。
シリーズものは予約状況を見ると大体、読者のへこたれ具合がわかるのですがこれはもう顕著。 1巻を借りるのに予約から1ヶ月かかったのですが、2巻からさくっと減って4巻になると3日で入手。大方は2巻のイワンの壮大なる抒情詩にやられるんでしょう。イワンのバカ。
それにしても高校時代にちゃんとこういうのを読んでいればよかった。 ところで、思わぬ人と紙面で再会しました。その名はアレクシィ・ピロン。 そうです、あのシモネタ満載のエクスポゼで取り上げた、アカデミー会員になれなかったピロン大先生です。 まさか、ドストエフスキーがこんなマニアックな人(ピロンは、当時はオペラに作品を出すような劇作家ですから「知る人ぞ知る」人ではなかったのですが)を引用するとは思いもしなかったんですが、1巻からさり気なく、幾度となく顔を出されていました。 作者の、「狂気と書いてエネルギーと読む」ような強烈な引力は、夏目漱石もうらやましがったらしいけれど、この人の、冷静なのに一度たがが外れたらもう止まらないというギャンブラー的な登場人物・展開は前から好きで、今回のピロンつながりで好感度さらに上昇。
カラ兄4巻にはすごい名言があります。
ぼくはね、社会ぜんぶの層のばか者どもを、ゆすぶってやるのが趣味でさ。 [...]『ばかなフランス人にまさるばかはなし』とか言うけどさ、ロシア人の顔つきだって、そう褒められたもんじゃないな。
カラマーゾフの兄弟 4 第10編 3 生徒たち p.53, 亀山郁夫訳 光文社古典新訳文庫
ロシアでは有名なのだろうか、この格言「馬鹿なフランス人に勝る馬鹿はなし」。 誰が作ったのだろう。ドストエフスキー自身?作った人は本当に良く見ている。
フランス語に関わる人たちにはぜひこの言葉を胸にとどめておいてほしいものです。 特に、フランス語学習者には、習得に行き詰まった時につぶやいて(または叫んで)、悩んだりするのは馬鹿馬鹿しいとふっきって欲しい。
無粋ながら一応注釈をしておくと、これはフランス人が全人類中で最もバカだと言いたいだけわけではなくて、映画「奇人達の晩餐会」的にもし馬鹿を競った場合、フランス人はバカのチャンピオンになるであろうという、バカ好き、バカなこと好き、バカに向かって全力を尽くすという性質、私が愛してやまないフランスの一面を表してもいるのです。
ま、どう言おうとバカはバカなんだけどね。 というわけで本日のタイトル通り、性質に関するお話でした。
Duo S&S
本日は新潟・フランス協会の例会と成嶋志保さん・井上静香さんのバイオリンとピアノのアンサンブルコンサート、そしてディナーパーティ。 この二人の息ぴったりの演奏はすんばらしかったです。 ヴァイオリンは喋っているみたいだったし、志保ちゃんのピアノも相変わらず楽しそうでした。会場が、ピアノの音を下に響かせ、ヴァイオリンの音色を上に反響させながら適度に吸い込む感じだったので、双方の音がそれぞれ際立って聞こえて気持ちがいい! 15日(火)には第四ホールでこのデュオが聞けます。お勧め。 「耳で聞く風景」 ヴァイオリン 井上静香 ピアノ 成嶋志保 2008年4月15日(火) 18時30分会場 於 だいしホール 入場料3,000円 まだ席に多少余裕があるそうなので、ご希望の方は 025-233-4355 (成嶋) まで。 さて。こちらには土曜日のアトリエの授業のまとめなどを毎週書いてきましたが、今週ちょっとカオスなスケジュールのため、発音についてまだUPできてません。ごめんなさい。 発音を取り上げた授業はまだ続きますから一通り終わったら整理して書こうと思っています。 フランス語の発音は難しいとよく言われます。確かに、日本語には存在しないとされている音を発音したり聞き取ったりしなくちゃいけない。不可能を可能にせよと言っているようなものです。 どうやったら、発音が上手くなるのでしょう?と聞かれる度に、明快な答えに詰まってしまって、もじゃもじゃ言ってごまかしていたのですが、フォネティックについて色々と考えたり調べたりしているうちにふと、答えが浮かびました。 愛することです。 怪しい・・・。(自分で言うか) ですが、この一言に尽きる気がします。フランス語の発音を愛して、たくさん口にし、たくさん聞く。上達の最上の方法は千差万別ですが、どんな手法を取っても最終的にはここに来るのでは。 私は発音するのが好きなので、朗読もよくやります。煮詰まると何か声を出して読んでいることが多いです。好きな発音とか、好きな言葉、言い回しがたくさんあります。初めて出会った単語は使いたくなります。 つい言いたくなる発音は、subjonctif(条件法)の動詞とか、ignの音とか、発音記号で言うと/y/(日本語の「ゆ」に近い音とか、昔は苦労したouの音、思い出深いuneの音・・・ とにかく発音は発音しなければ習得することはできません。 まず恐れずに口に出してみることから始めてみて下さい。楽しい、好きだなというのが継続につながります。 おしらせ。 e-corの新しいロゴを作って貰いました。2パターンあります。餅は餅屋、デザインができる人がうらやましい・・・。 リニューアルしたe-corのTOP PAGEをどうぞ見てやってください ↓
Cher Monsieur S,Bien reçu.
Merci pour tout!
Très affectueusement à toi,
M.S.
あれから約9ヶ月。 面倒くさいことをすべてやって貰って届いた卒業証書。自分の名前が書いてあることがなんとなく不思議。 日本の春は実に5年ぶりなのだけれど、なんだか去年もこうしていたような気もしないでもないし、そういえば、今頃はもう試験も迫り、さらに最後の提出課題で戦々恐々としていたような記憶も微かに(大変だったことはすぐ忘れる)。 愚痴を聞いて貰い、荷物を持って貰い、最後には卒業証書を取ってきて貰って、すまぬ、S氏・・・とことんテイクアンドテイクでごめんなさい。もう、そういうやつだと思ってあきらめて下さい(ひらきなおり)。 それにしても、国際郵便とは思えないくらいパーフェクトな状態で届いた封書には感動しました。 証書よりそっちを写真にとろうかと思ったくらい。封筒から抗菌コートっぽいエネルギーがひしひしと感じられました。言いすぎ? こういう手続きって、一回でさくっと行ったためしがない私には、この恐るべきスムーズさ加減はまさにエプリル・フール状態で、 「そんな名前の生徒は存在しないとか、そもそもそんな生徒の登録はないとか言われるんじゃないか?」とぐるぐる・・・ 「これだから、フランスってやつは!」とか捨て台詞も一応考えてたんだけど。 ・・・なんか、フランス生活で不幸慣れしてないか? 処理する人が違えばこうもつつがなく済むものなんですねー。はぁ(なんかため息)。 お蔭さまで、やっと一区切りつきました。 謝謝。 ********************************** monts et merveilles モン エ メるヴェイユ [驚き目を見張る素晴らしさ。] ジャック・プレヴェールはこれをもじって Démons et merveilleux / Vents et marées...という詩を書いた(Sabre mouvant)。エロ美しいポエジーでございます。Parolesに収録。
非売品・・・。
e-cor オリジナル・チロルチョコレート。
アモール珈琲関係のみんなでDECOチョコをやってみました。このe-cor版チロルは私のデザインですが、絵は前にも紹介したレイモン・サヴィニャックのもの。よーく見るとなんとなくホラーなチロルになりました。 チロルのDECOチョコサイトから画像を登録すれば誰でも作ることができます。オーソドックスなチロルよりちょい高めですが楽しい。
さて本日、めでたくアトリエ・アモール開講。 いんや~太陽がぽかぽか気持ちよいお座敷での授業でした。 初級クラスはこちらで3つ目になりますが、また違った味(?)が出そうな予感。新しい出会いに感謝いたします。
本日はレストランのメニューを頼んだりパン屋さんの注文をしながら定冠詞・不定冠詞をマスターする授業。この授業は他のアトリエでもだんだんレベルを高くしながら何度かやっていくつもりです。 かなり実用的かつおなかが減る。土曜日の皆さんもお楽しみに。
e-corフランス語コミュニケーション教室のアトリエ・アモールでは、引き続き参加してくださる方を募集中です。 定員は4名。 詳しくはコチラ→(Click!)
そして、明日はいよいよNHK文化センターのフランス文化講座、Passion!France(パッション!フランス)がスタートします。 こちらはe-corとしては初の試みとなりますが、語学に負けず面白い趣向盛りだくさん。 第1回目は、オーソドックスなフランスの姿をご紹介。 ・・・だけで、終わるわけはなく、やりますよ。もちろん。衝撃的な真実をね・・・
P.S. 『四月の魚』、意外に反響が大きくてびっくりしました(逆ドッキリ?!)。やっぱ、みんな思ってるのか「そろそろ」って・・・?オアイニクサマ。
微妙に重大発表。
私事の上、恥ずかしいので聞き流すように。
来年あたり結婚します。
まーね、色々と面倒くさいことがありまして、遠距離とか、お互いの仕事だとか、もろもろ。去年私が帰国することになった時にはかなり危機でしたが、力技で丸く収めて現実逃避。とりあえず暫くは離れたまんまなので、あまり状況に変わりないんですが。あと、ここまで読むと国際結婚くさいですが、相手はニホンジンです。
今後どうするのかとか、どこで生活するのかとか、その辺はまだ突っ込まないでやってください。。。
ポワソン・ダヴリル。
へっへっへ~。ここまで四月一日のたわけ話に付き合っていただきありがとうございました~。
こんなわかりやすい話にひっかかった人はいないと思いますが、そして万が一ひっかかった単細胞純粋な方でも、「だからどうよ?」という内容ですが。
日本で四月バカと呼ばれる慣習はフランスでは Poisson d'avril「四月の魚」と言います。今までずっと、何で四月一日?何で魚?と色々なフランス人に聞いて回ったのですが、誰もワタクシの探究心を満足させてくれる回答をしてはくれませんでした。なので、面倒くさいから彼らの仲間入りをして「さあねぇ?」とお茶を濁していたのですが、フランス語おたくを自称してしまったので、肩をすくめているわけにもいかなくなり、どっこいしょと調べることにしました。つっても、フラウィキだけど。
なんと1564年まで遡るという、無駄に歴史深いこの慣習。
それまで、フランスの一年は4月1日に始まることになっていました。ところが、時の王様シャルル9世が「これからは一月一日が一年の初日とする」というお触れを出し、カレンダーを改めることに。これに、「ハイそうですか。」と従うフランス国民ではなく、「ふざけんなー!」と一部が猛反発。あてつけに、4月1日には相変わらずお祝いをし続けます。とはいえ、フランスにも長いものには巻かれる人々はいますし、「一年が一月から始まるほうがロジックだ」というロジシャンたちも現れ、逆に、4月1日保守派を頭のカタいやつらだからいっちょこけにしてやろう、と、偽のお祝いを差し入れ、「ばかがみるー、ぶたのけつー」(とは言っていないし、古い)と、からかったのが始まり。
・・・という、やっぱりフランスらしい意地悪なお話です。
なぜ、魚なのか?
これも諸説あるのですが、一番信憑性が高いのが「Ichtus(イクトゥス)」から来ているというもの。ギリシャ語で魚のシンボルを表すのですが、↓これ
ローマ帝国が313年にミラノ勅令というのを出すまでキリスト教徒は迫害されていたため、隠れシンボルとしてキリスト教信仰を示したものだったらしいのです。
なんでも、道端でかくれキリシタン同士が出会い、片方がさりげなくイクトゥスの一本の弧を描き、他方が他のサインなんかに混じってもう一本の弧を足して魚の絵を完成させたら「あ、お前も?」とわかるという、割符みたいなものだったそう。
このイクトゥス(ΙΧΘΥΣ)は頭語(頭文字を並べる略語。UNESCOみたいな)だとも言われていて、
ΙΗΣΟΥΣ (IÊSOUS) « Jésus、イエス » ;
ΧΡΙΣΤΟΣ (KHRISTOS) « Christ、キリスト » ;
ΘΕΟΥ (THEOU) « de Dieu、神の » ;
ΥΙΟΣ (HUIOS) « fils、息子 » ;
ΣΩΤΗΡ Sôter (SÔTÊR) « Sauveur、救世主 »
を並べたものだったとか。
まあ、確かにキリストがパンと二匹の魚を5000人?だったかに分け与えたとかいう奇跡もあるしね。
ただ、現代ではこのお祭りはカーニバルや、四旬節の断食で魚しか食べない(肉を食べない)とかと混同されているみたいで、さらにバレンタインのようにカードを渡して健康とか愛とかを祝うという慣わしも20世紀になると出てきます。
一応、セオリーとしては(?)、背中に魚の絵を貼り付けられた人が馬鹿にされるというもので、窓から紙で作った魚をぶら下げたりします。
既出のパンと魚の伝説をもとに、パン屋さんでは魚の形のパンやらケーキやら、ショコラティエでは微妙にグロい魚のチョコを売ったりします。
ちなみに、PAULという有名なパン屋さんの魚のパンつきケーキはおいしそうだし見た目も結構かわいい。
騙した後には、「Poisson d'avril!」と叫んでどっきりを暴露します。
やることに大差はないけれど、「四月バカ」よりは「四月の魚!」の方が、騙されても気分いいかな?