DELFの季節らしいです。私はDALFを直接受けたのでDELFの経験はないのですが、今FLE(フランス語教授法)クラスの課題として、
Expression oral(口頭表現)の分野で - DELFに倣った試験問題としてQCM(Questionnaires à choix multiple、マークシートのようなものです)と、Question ouverte、答えを2,3行自分の言葉で書くもの、の2パターンの作成。 - 自由なテキストを使って、口頭表現クラスの授業プランを作る。
Expression écrite(文章表現)クラス用にひとつテキストを選びそれについての分析。 の計12ページのレポート作成をしています。
ちょうどタイミングもいいので、この夏DELFを受ける方々にとって、ほんのちょっとでも助けになればいいなぁ。といっても、もともと訪問者もそれほど居ないページですからさほど影響なしでしょうが・・・まあいいやね。一人の方にでも役に立つことができたら恩の字でござんす。 DELF、DALFについての質問やどんな風にやっつけていけばいいのさ?というようなこと、 フランス、フラ語の話題以外でも、日ごろのご感想などなどがありましたらご遠慮なくどうぞどうぞ。
さて、細かくは明日からということで、今日は何はともあれ一番ベーシックなところをひとつ。
語学習得に必要なもの。
なんでしょう? いろいろあると思いますが、究極的に、これっていうところ。
語学って学歴は関係ありません。これは胸を張って言えます。 私は、日本で高卒です。けれど、ラッキーなことにナント大学の文学部に入ることができました。 今のところ、危ういながらも(笑)ダブることなく卒業が見えてきているところ。 こんな私という存在は、これからフランス語をやるぞ!という方にとっては心強いのではないかと思います。「こいつにできたんなら、大丈夫かも」ってね。
私は、語学学習に必要最低限なアイテムとは、
勇気と感謝
だと思っています。
勇気とは、 好奇心を持って知らないドメインに飛び込む勇気、 知らないことを「知らない」と認める勇気。 本当の自分と向かい合う勇気。 優れた人を優れていると憧れる勇気。 間違いを恐れている自分をわかる勇気。 失敗する勇気。 成功を夢見る勇気。 人と自分を比べない勇気。(比べるなら過去の自分と比べる!) 無理をしない勇気。 などなど。
感謝は、 教えて頂ける感謝、 新しい知識、体験を得たことへの感謝、 がんばれた自分への感謝、 間違い、失敗したことへの感謝(だって、そのおかげで何が成功なのかがわかるんです) 自分に付き合ってくれた人々への感謝 などなど。
これって、誰でも持っているもの。 フランス語は確かにやさしくはないです。けれど、誰にでもできるもの。 ところで、あなたはなぜフランス語をやりたいのですか? なぜ、その試験を受けるのですか? そして、その試験に受かったら、どんなあなたが実現しますか?
またあした。À demain !