セレブなpeople

2時間のラテン語のテストの後、活用が頭の中をぐるぐる駆け回る。

それにしても、こんなに覚えなくちゃいけないシステムがたくさんあって、 しかも「例外」だらけという言葉を使っていた人たちのことを考えると、 いつも、彼らは果たして頭が良かったのか、それともとんでもなくあほの集団だからすっきりシンプルな形を造り得なかったのか、 どちらだったのかなぁと気になる。

ラテン語からフラ語への移行期の文章なんてもう 収拾付かず、それぞれが「これが俺様流」と主張し合い、 表記と発音の折り合いが付かずに、わけのわからない振り仮名のようなものまで現れていた。

ラブレの原語版(?)なんて

「あのーこれは何語で書かれているんですか」

と思わず言いそうになる。

パリの人々は、田舎もんとの格差を測ろうとへんな語尾の発音を開発して、フランス語は余計に混乱を極める。

「oi(オワ)」という音とか、半過去の語尾の特徴/e/(エ)という発音を「オエ」とか「ウエ」/we/とか不気味に発音して悦に入っていたらしい。

サルコジ流に言うと、「discrimination "inutile"」。

パリジャンは今も昔もやる事が幼稚。 パリジャンに関わらず、自称「最先端」から発信される言葉って、「恥ずかしくないのか、それ?」というものが多いです。「セレブ」など。ちなみにフランスでこのセレブを表現したいなら「ピープル(people)」と言ってみよう。丁度同程度の発想です。

えーと、なんでラテン語の話していたのに、セレブの話になっちゃったんだろう。 後は明後日の英語で一応試験は終わったことになりますが、 追試、何個食らうことやら・・・去年の11個よりは少なければいいんだけどなぁ。 それにしても、なんだってこんな酔狂なことを始める気になったのやら。 よくやるよ、私も。

ラテンなピープルと対等に馬鹿を競える自信あり。