「Dr.パルナソスの鏡」とカメラにんげんの恐怖

にいがた国際映画祭開幕日に「ネオ・ファンタジア」を見に行こうと楽しみにしていたのですが・・・ 色々あって結局「Dr.パルナソスの鏡」を見ることに。 評判を見ると賛否両論みたいでしたが、私は好きです。 上映時間が長かったけれど、全然退屈しなかった。 ヒース・レジャーが亡くなってしまって残念です。 彼の役「トニー」を完成させるためにジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが出てきて、改めて見るとやっぱりヒース・レジャーがいいな・・・と思ってしまう。騙されてるかもしれないけど、騙されたままでもいいや、と思わせる魅力がありました。 トム・ウェイツも憎めない感じがすてき。今日は仕事中にCDを聴いていました。

最近シネコンで映画を見ることが続いているのですが、どーうしても苦手なのが、あの本編が始まる直前に流れる「映画の撮影は法律で禁止されています」というやつ。顔がカメラの不気味な人間がぐにゃぐにゃ踊る、あれです。 今書いているだけでも鳥肌が立つ位、苦手です。こわいよぅ。 「カールじいさん」の時に初めてまともに見てしまって、半泣き。 今ではあれが流れると思うと映画が始まる前は緊張して手汗をかく位で、始まったらぎゅっと目をつぶって絶対に見ないようにして、終わるまでただ耐える。 恐怖心を抱かせることができるってことは効果がそれなりにあるものなんでしょうが、私は撮影をしたりしようと思っていないのでもう勘弁してください(涙)。 前に映画は一人で行くの楽しいって書いたけれど、シネコンは一人では行けないな・・・

ここ数日にものすごい勢いで仕事が増えてしまって、もうパーになりかけていました。 しかし、こうやって映画に行ったりしているってことはまだキャパがあるってことなんだと気づく。 いやいや、だからもっと何かできる、とか考えると方々から「もういい加減にしなさーい!」とお叱りが来そうなのでやめますが、大切なのは 「忙しくて仕事以外にやりたいことができない」わけではなく、ちゃんとやりたいこともやっている自分に気づくことなんです。

それにしても、今日もどくだみ先生に「過労」と言われました。私、先生より全然働いていないと思われますが、やっぱり過労なんでしょうかね・・・ 「一休み一休み」 ハイ・・・一休さん。