もくもく。
おとといの夕方、車を運転していたら空が圧巻だったので、赤信号であわてて携帯を取り出す。
車内でのこういう携帯使用方法も、やっぱり減点の対象でしょうか。
水曜日のセミナー番外編へお越しくださった皆様ありがとうございました!
急な番外編でしたので前回より人数が少なかったものの、一人ひとりの顔を覚えることができました。
最後の自己紹介実践編では、皆さん同士の輪が自然に出来るのを見て、これをセミナーの頭にやれば良かったかな・・・とちょっと反省。前回に比べ機械の不具合などでキレが悪い展開で、お叱りの言葉を覚悟していたのですが、みなさま本当にお優しい方々でした。
中地区公民館のIさんが熱心に自主学習グループの音頭を取ってくださり、月に2回の水曜夜に新しいクラスで皆さんとの再会が楽しみ!
それにしても、迷いました。行きも帰りも。半泣きでハンドルを握りしめ、ザ・地図の読めない女と成り果てました。たどり着けて良かった・・・。
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どうも最近のヨーガでは、頭の中が忙しいまま。
呼吸をしているとだんだん瞑想状態に入れるはずなのに、なぜか頭の働きが良くなって「あれもしないとな、あ、そうだ、これも忘れちゃだめだ、あのことはこうしよう、etc...」
そんな中でも、落ち着くとひとつの言葉が浮かんで来るのです。
「委ねる」
ついつい、生徒さん達が私の「どう思いましたか?」に沈黙すると、我慢が出来ずに
ああも考えられるよね、これもアリじゃない?と提案したり、誘導してしまうのですが、それは本来のそれぞれの考え方ではないわけです。
この間のNHK「プロフェッショナル」中で、小三治さんが、笑わせるのではない、自分の中から笑いがなんかこみ上げて来るのが本当だと言っていたのに、はっとしました。
バランスを取ろうとすると、あちこちに力が入って、かえってぐらぐらしてしまうのですが、自分の心の中に縦と横の線を描いて、それが自分を支えていると思うと、す、と真っ直ぐに立つことができます。
フランス語で、maîtriser(メトりゼ)という言葉があります。自分自身のmaître(師)になる、つまり「マスターする」こと。これ、掌握するということだと思っていたのですが、それは上記のバランスを取ろうとしてガチガチになっている状態で、実は「マスター」されていない。
本当の意味でのマスターは、手放している状態なのか・・・
などと、哲学めいたことを考えだした所で、リラクゼーション・テクニック(ヨーガの一連の動きの最後に行う)中に爆睡し、夢まで見てしまったのでした。