Nec sine te, nec tecum vivere possum.
ヤメテヨ!ヤメテヨー!
「お前と一緒にはなれねぇんだ、だけど、お前がいなくちゃ、俺は生きていけねぇ・・・」
という、だまし文句のようなことをにゃごにゃご言いながら、
暫く、しーばーらーくー
と、
押しのけて、そのまま居座るのであった。
底抜けにずうずうしい。
昨日は友人宅でレオン・カラックスの「Mauvais sang」を観た。
久しぶりに「あー映画観たぁ!」と言える作品。
ジュリエット・ビノシュは昔こんなにかわいかったなんて今まで気づかなかった・・・。
暗いけれど不思議と惹きこまれたくなる、ひりひりした夜、赤と青、それに風の色。
今日はちょっとラテン語を思い出して頭痛がしたりしています。
yahoo!メールがあまりにもspamにやられているため、アドレスを変えようとラテン語関係をひっくり返したら、格言集がでてきた。
ラテン語のことわざはだじゃれも多いけど深い。キケローが言っているように*、孔子や老子の言葉と不思議な共通点があったりするので日本人にもわかりやすい。
発音も、フランス語に飽きた時に読むと楽しい。特に巻き舌のr。
タイトルは、
Ou il folie, ou il vercifie. の意で、「彼はいかれているか、さもなくば詩作中なのだ」。
恋愛に関するロマンチックな言葉も多いけれど、たまにこういう冷めたものも。
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*Omnes artes, quae ad humanitatem pertinent, habent quoddam commune vinculum.
(人間性に関する全ての学問はある共通の絆を持っている。)