2021-3/4月のテーマ：朝から晩までつぶやくフランス語

「フランス語で全部言ってみよう」シリーズ、具体的にはどんなことを言うの？という疑問にお答えしていきます。

　フランス語を話す練習をするのに最適なのが、ひとりごとです。普段の生活の中で考えていることをいちいち口に出して言ってみることで、フランス語変換の瞬発力を鍛えることができ、頭の中で構文を作るいい練習となります。でも、実際やってみようと思ってもどんなことを口にすればいいのかわからない！という方に、とても良い本があります。

朝から晩までつぶやく英語表現200 (ちくま新書)

これは英語の本なのですが、簡単な相槌から始まって、朝起きてから一日中英語を使いながら過ごすことができます。今月はこの本を応用して、フランス語でどんな風に言えるかを考えて、口に出す練習をしてみましょう。

例えば、朝ベッドの中で

「ああ・・・もう時間だ、起きなきゃ・・・。」

とつぶやく。これだけでも、「えーと、時間だってどう言えばいいっけ」「起きなきゃってdevoirを使えばいいのかな？」と一苦労です。この間に目も覚めそう！

「今日の天気はどうかな？」

「今日は何を着ようかな」

「眠い・・・コーヒーを入れよう」

と、ふだん自分の頭の中で考えていることを一つずつ口に出して文を作ってみましょう。

毎日同じことを言っていれば、考えなくても口に出せるようになります。話すには、とにかくフランス語の発音ができるように口の筋肉を鍛えなくてはなりません。これはスポーツのトレーニングと一緒で、なるべく繰り返して行う必要があります。

フランス語を話せるようになりたい！と思っているのであれば、口に出してフランス語を話さなくてはなりません。レッスンでは、一人ではフランス語にするのが難しい、こんなときはどう表現するのか調べてもわからない、というフレーズを一緒に考えて、表現のストックを増やしていきましょう。